『HINO-CONNECT+』サービス開発

『HINO-CONNECT+』は日野自動車様が掲げるデジタルビジョン*の実現に向けて、2018年より提供されているコネクティッドデータをベースにお客様のビジネスを支援するサービス「HINO CONNECT」にて新たに展開されている初の有償サービスとなり、その第一弾として2022年1月より「安全エコ運転支援サービス」を提供されております。当社はその『HINO-CONNECT+』を支えるスマホアプリ基盤開発およびデザインシステムの導入を担当し、日野自動車様がこのサービスを通じてお客様ごとの経営課題や、社会課題解決を実現していくために貢献させていただいております。
*日野自動車様 デジタルビジョン「データでお客様・社会とつながる。双方向かつリアルタイムなコミュニケーションを行い、お客様に寄り添い続ける。」

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Background

背景

「初」「短期間」といった難しさがある中、
プロジェクトの要となるスマホアプリ基盤の開発を担う。

日野自動車様は、豊かで住みよい持続可能な社会の実現を目指して、各種の取り組みを進められています。
その中でスマホアプリ基盤は、「スマートフォンを活用したDXによるビジネスサポートの拡大」を支える土台として重要な位置付けとなっていたのですが、日野自動車様にとって、初のスマホを活用した商用向けサービス基盤となるだけでなく、短期間開発となるため、「安全エコ運転支援サービス」を実現する共通機能の定義及び基盤インフラの拡張性確保を適切に行うための基盤構築に関する習熟した知見が求められていました。

(図)スマホアプリ基盤
パソコンベースで提供していたサービスをスマートフォン上で実現する事で、End to Endでのお客様への価値提供を実現

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What we did

MSEがやったこと

中長期的な視点で、
DX領域の拡大をトータルに支援。

短期間での開発を踏まえ、まずは第一弾のサービスを実現する為のスモールスタートでの基盤構築が必要でしたが、それと合わせてお客様のビジネスをDXによって中長期的に拡大するには、一つのプラットフォーム上でお客様の抱える課題によって最適なサービスを選択できること、またお客様のニーズに合わせて随時サービスを拡張できる仕様であることが重要であると考えました。そのため、要件検討のフェーズでは、基盤で実現する共通機能群に関して認識を合わせるだけでなく、それ以降の機能拡張で実現すべきことなども入念に協議し設計しました。
また基盤インフラ、共通機能開発にとどまらず、サービス全体の運用設計、評価、ならびに統一UIデザインガイドライン策定、日野自動車様のDX推進支援(全体統制・試験統制)に至るまで、スマホアプリ基盤の範囲以外でも幅広い領域で日野自動車様の視点に立ち、円滑なプロジェクト運営のご支援を行いました。

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Result

成果

高難易度のプロジェクトを完遂。
お客様の課題解決と安全で環境にやさしい社会の実現に貢献。

『HINO-CONNECT+』は、日野自動車様にとって初の有償サービスとなるためサービス提供にあたっては、運用面での準備やマルチベンダー開発における課題の解決など、難易度の高いプロジェクト運営が迫られる局面も多くありましたが、日野自動車様と同じ目線に立ち、寄り添ったご支援を行ったことで、無事サービス提供につながりました。
この「安全エコ運転支援サービス」を支えるスマホアプリ基盤を通じて、万が一の自動車事故の防止や、CO2排出量の削減といった日野自動車様が掲げている課題解決はもちろん、そうしたプロジェクトを通して安全で環境にやさしい社会の実現に貢献しています。

お客様の声

日野自動車株式会社
DX推進部 細谷様

日野の目線に立って一緒に課題解決

当社は、トラック・バスのコネクティッドデータを活用したソリューションを通じて、お客様・社会の課題解決に貢献して参ります。本プロジェクトでは、その土台となるスマホアプリ基盤の構築を、NTTデータMSE様にお願いしました。
提案依頼時には、NTTデータMSE様のモバイルサービス分野における確かな技術力と実績に加え、有償デジタルサービスの開発経験が乏しい当社にひときわ寄り添った提案内容に頼もしさを感じ、パートナーとして一緒に進めていく事に決めました。
開発局面では、アプリ本体である「安全エコ運転支援サービス」およびコネクティッドデータの「分析基盤」が並走するマルチベンダー開発となりました。NTTデータMSE様には単なるシステムインフラの設計・開発に留まらず、全体を俯瞰した課題管理・進捗管理などといったプロジェクトマネジメントをご支援いただき、大変複雑な構図のプロジェクトを一つ一つ紐解いていただいたお陰で、当社の希望期日通りの立上げが叶いました。次々と湧き上がる課題に対して、当社目線に立って解決策を一緒に考え、実行していただけた事が何よりありがたかったと感じております。

今後は開発のみならず運用・保守の目線でも様々なご支援をいただき、持続的なパートナーシップのもと、ともに物流・人流業界の社会課題解決に貢献して参りたいと考えております。