Automotive Grade Linux メンバシップレベルを「Gold」 にアップグレード

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株式会社NTTデータMSE(以下、当社)は、The Linux Foundation内のワーキンググループ「Automotive Grade Linux(以下、AGL)」にて、2016年1月1日よりメンバシップレベルをGoldにアップグレードいたしました。
AGLは

  • 現在の家庭やオフィスと同水準の接続環境を自動車内に求める消費者の期待に応えること
  • 自動車に、より柔軟で応用範囲の広いシステムを構築すること

を目標に、自動車業界に幅広い協力体制を構築し、各社が製品開発に利用できる標準仕様を作り、共同開発を推進しています。
当社の強みであるIoTサービス/ソリューション、組み込み技術/ソリューションを元にして、AGLのさらなる発展に貢献してまいります。

これからの社会は、いろいろなものが手軽にネットワークにつながり、私たちの暮らしにこれまでにない利便性、経済性、安全性などがもたらされます。当社はこのような社会を「Smart Life Community®」と呼んでいます。
この実現に向けて、今後も様々なIoTサービス・ソリューションの提供や、要素技術の修得に日々取り組んでまいります。

Automotive Grade Linux (AGL) について

Automotive Grade Linux は、コネクテッド カー向けフル オープン ソフトウェア スタックの開発導入を促進するオープンソース共同開発プロジェクトです。AGL はその中核となる Linuxの機能と強みを利用して、共通のプラットフォームを開発するために自動車メーカーと技術系企業との連携協力を実現しています。この共通プラットフォームにより、OEMはユーザーエクスペリエンスを完全制御でき、業界は重要な技術革新を速やかに実現できます。AGLプラットフォームは誰でも使用でき、誰でもその開発に参加できます。詳細についてはこちらをご覧ください。

Automotive Grade Linux は、Linux Foundation 協業プロジェクトです。Linux Foundation協業プロジェクトは独立した資金によるソフトウェアプロジェクトで、共同開発の力で業界やエコシステム全体のイノベーションを推進しています。

The Linux Foundation について

The Linux Foundation は、オープンテクノロジの開発や商用展開を加速するエコシステム構築のための組織として、世界のトップクラスの開発者や企業から選ばれています。The LinuxFoundation は世界中のオープン ソースコミュニティと協力して、史上最大の共有技術投資を作り出すことにより、難解な技術問題を解決しています。2000 年に創設された The LinuxFoundation は、オープンソースプロジェクトをスケールするためのツール、トレーニング、およびイベントを提供しており、それらのプロジェクトが協力し合い、1社だけでは成し得ない経済的影響を実現しています。詳細についてはこちらをご覧ください。